私の愛機/カメラ編

 

 1994年ごろ カタツムリのように遅いモデムでインターネット上をふらふらしていたら、変なカメラを売っているお店がアメリカにあった。ソ連のカメラでレンズ交換できるらしい、値段は100ドル。急にほしくなって買ってもーた。それ以来ぼちぼち集めて写真を撮ってみたりしている。はじめは、こんなあやしい偏屈老人のコレクターみたいなことは恥ずかしかったので秘密裏に進めていたが、最近は同士も出現しこのようなページまで開設してしまった。こうやって改めてみてみると、自分の趣向が良くわかる。共産圏カメラと解体分解・・・・・人間簡単には変われません。


MINOLTA CLE M-ROKKOR 1:2 f=40mm
お祭りの露店で衝動買い。露店は地元の由緒正しいカメラ屋さんの露店だった、相場よりかなり安く保証付き完動品と聞き、まだ酔が回る前に、衝動買い。一見ミノルタハイマチックブラック?と言いたくなるような、チープな外観にドイツ譲りの機能を詰め込んだアンバランスが良いなー、カメラ機能の完成度は高い、ファインダー、巻き上げ、95点超

Showa SEMI Leotax
セミ判スプリングカメラは、本当に小さくまとまる。こんなにコンパクトにまとまるのは、蛇腹のおかげ。本機の蛇腹は元気で、光漏れもなく軽快に使える。単独距離計も、ハーフミラーを代換え品で張り替えて調子よくなった。たたむと片手に収まるサイズにひたすら感心する。

REVERE EYE-MATIC EE127
4x4判カメラ、シャッター優先EE、レンズはWOLLENSAK 58mm f2.8 フラッシュマチック、距離計連動と、機能はてんこ盛りで、60年代アメリカンな製品。多分レンジファインダーの127フィルム機では最強かもしれないが、へたな6x6よりでかいのはちょっと??

Closter Princess RECORD
イタリア・クロスター社 とあるヨーロッパの専門店で、Closter IIB と言う名前で売られていた、おおIIaの改良機か?と思い購入して届いてみたら、Princessと書いてあるじゃない。PrincessRecordと銘板があるからそういう名前なのだろう、連動距離計が無い以外はPrincessと同じ。イタカメの中では比較的安価に手にはいるが結構しっかりした作り。

Ferrania Lince 3
イタリア・フェラーニア社の普及型35ミリカメラ。レンズはSteinheil Cassar 2.8/45、独伊合作。フィルムを富士製を使用すると、日独伊合作となり、危険。これものっぺらぼうなデザインに徹底的にこだわったが、機械は2の次というイタリアらしい楽しい製品。

Bencini CometIII
イタリア・ベンチーニ製127フィルムを使用した3x4cmベスト半裁サイズカメラ。かっこいい外観とは裏腹な、単玉レンズ、B/I2速、しかしピントは回転ヘリコイド。これが結構写るから不思議?
Bencini CometIIIのページ

RolleiFlex 44
127フィルムを使用した4x4判カメラの本家・元祖・家元。なんだけど、おいシュナイダー、君は44で手を抜いてないか??
RolleiFlex44のページ

Yashica 44
ローラー44のコピーと言われるが、内部機構はほとんどが独自な機構。127フィルム使用の44二眼レフの実力は?
Yashica44のページ

Wester Autorol
西田光学製、シリーズ最終機。1/400までのシャッター、直進ヘリコイド、連動距離計、セミオートマットなど1956年製でスプリングカメラとしては最後発機種なので、機能はそれなりに使いやすくこなれている。蛇腹機初修理、Wester Autorolのページ。

Canon 110ED
キャノンの110フィルムカメラ。絞り優先EEでギロチンシャッター、普段はレンズが見えない。レンズは非常によく写る、多分110機では最高峰。昔友人に貸したら、絞り優先が災いしてほとんどのコマがぶれていた。110はカメラ形状がぶれやすい形をしている。
Penti
東独ペンタコン製ハーフカメラ。レンズはメイヤー/トリオプラン30mm/f3.5女性向けに作られたというめずらしく上品なデザイン。35ミリフィルムを使うが専用カートリッジが必要、もちろん買い忘れて撮影には未だ至っていない。
AGAT18K
ソ連製ハーフカメラ。プラスチックのペラペラボディーだが、非常に独特な構造デザインで面白い。シャッター、絞りはお天気マーク合わせ、ピントも目測、レンズはインダスター28mm2.8とサブカメラの条件を満たしているのだが、強度不足?巻き上げがうまくいかない?盛大に光り漏れ?ピントが超あやしい?ついでにシャッターもまともではない?など非常に惜しいカメラ。
Richo Flexスーパー?
低価格で爆発的に売れた2眼レフブームの主役。主レンズのリコー・アナスチグマットは、トリプレット3枚玉だが非常に良く写ることで有名。この個体はゴミ箱に捨てられていた物を譲り受けたもので、ぼろぼろで全く動かない物を分解して修理再生してみた。ネームプレートが欠損しているので、正確な機種名がいまいちわからない。
Richo Flex 分解再生のページ
EXAKTA RTL1000
名前はエキザクタだが、プラクチカ製。ボディーはVLCを元にエキザクタマウントにしたもので、シャッターは2系統あるのが特長。セミオートのレンズも、これ用のオートレンズも両方使用できる。ファインダーなどの付属品がVLCと共通で使用できる。しっかりした作りで、高級感もあり、ヨーロッパのエキザクタマウントレンズを活用するのには便利なボディー。*RTL1000を元にVLCが作られた、が正しい。RTL1000のページ
PLAKTICA VLC3
プラクチカVLC三兄弟の末っ子VLC3。 VLC2と比較して大きく変更されたところはない。シボ革が独特な粗い物に変更され、CCD素子が若干変更されたらしい。操作も全く同じ。ただケースは日本製によくあるセミソフトケースに変更されたようだ。ファインダーは明るく視認性がよい、左写真のものはウエストレベルファインダーをつけた状態。
EXa500
Exaといえばミラーシャッター、しかしこれはフォーカルプレーン、しかも縦走り布幕フォーカルプレーンという変わり種。つくづくこの会社も頑固で変人だと思う。どんなに使いづらく複雑になっても真似をしない、良さそうな物はどんどんコピーする真似する日本メーカーとはえらい違い。
EXA 1C
東独ドレスデン.イーハーゲーの最終機。ボディーの型は上述Exa500とほとんど変わらないが、各所にプラスチックを多用して非常に軽い。丸みを帯びた小型デザインもかわいらしく、操作のしにくさと、一昔前のスペックでも使いたくなるカメラ。これに似合うパンケーキM42レンズを物色中。
Chinon CE-3
M42スクリューマウントCEシリーズの最終機。メモトロンの愛称がある輸出機。これもアメリカから里帰りしたもの。SPDを使用した絞り込み瞬間測光の絞り優先自動露出機。すべてのM42レンズがオートで使え、自動絞りの機種は測光直前までは絞り込まれない。これが使いやすい!手持ちのほとんどのレンズが自動露出で使えるのは快感でもある。ワインダーや高速シンクロなど機能的にも新しくM42用ボディーの実用決定版。
チノンCE3のページ
PLAKTICA VLC2
Plakticaシリーズの最上位機種、ファインダー交換可能な開放測光機。ファインダーが明るく歯切れの良い使いごこち。ミラー内に光路がある独特なTTLは、さすがにメーターの指針の反応は鈍いが、ほぼ適正値を示す。結構プラスチックが多用されていたり、巻き上げの感触が下位機種と全く同じだったりちぐはぐな面もあるが、これは使えそうだという感じがする一台。東独1975-79年製
Petri Flex7
Petri Flex7分解 のページ1966-68年主に輸出用として製造される。国内流通量は少ない。デザインの模範となったコンタレックスより使いやすい面もあり、高級感のある外観から中古での人気は高い。露出計はCDSで電池はHDタイプ。さすがに反応は早いとはいえないが、今でも実用にはなる。

Zorky4革命50周年モデル
1967年製・ソビエト連邦・KMZ 製造:1956-1973 /171,5677台
JUPITER8 50/F2・レンズもボディーもほぼ完璧、実に快調。ソ連が元気だった時のカメラはやっぱりできもいい。多少ギヤはガリガリするが、軽快に写真が撮れ、整備もしやすい。革命50周年記念のプリントが光る逸品

スターリン・FED-1
194?年・ソビエト連邦・ボディー No.167
レンズNo.7367 ・製造: 1934-1941/160,650台 FED 50/f3.5付き
後塗りフェイク品・だれだこんなしょーも無いもの作るやつは!でも思わず買ってもーた製品。一度分解されメッキ後再組立されているので物は綺麗。でもこいつはボディーの無限遠が狂っていた。

FED5C
1991年製・ソ連/ロシア・製造:1977- 1997?:30万台以上
ロシア製・ソ連邦壊滅前後からまるで品質はがた落ち、巻き上げ時に光り漏れするなど、不穏な動作多数。FEDは、もともと普及機なんだけど、これはだめだなー。インダスターレンズはハッとするほど写ることもある。(写らないことも多い)

Leica IIf
1956年製・西独・Leitz
レッドダイアル・エルマー50/f3.5レッドスケール ・精密機械のお手本みたいな製品。レンズもいい、だけどあまり使わない。ご神体として我が家のカメラ棚に鎮座しておられます。

Leningrad
1956-1966・ソ連レニングラードLOMO工場 Jupiter 8 52mmf2付
総製造台数  70,700台
ばらすと判る、このカメラは独ソ合作品?Zeissの臭いが します。外観仕上げ、デザインなど当時の国力を反映してか良くできています。ソ連カメラのロールスロイス。Leningradのページ
KIEV4AM
1984年製・ソビエト連邦・ウクライナ アーセナル工場 Herios 103 53mm f1.8付 製造:1980-1985
ボディーは、2002年外装黒塗装後再組立されたものらしい、ウクライナからまっさらなケースと一緒に送られてきた。距離計が少しくるっている、そこで距離計を調整してみる。Jupiter Herios の性能はKiev Contax Lenses

Narciss
1964年製・ソビエト連邦・KMZ Vega M1 2.8 35mm 付 16mm一眼レフ
製造:1961-1965 10,939 台
ソ連の絶頂期の製品は、やはりできがよい。仕上げも美しく、Narcissの文字が浮かぶ革製のケースは特に秀逸。
Narcissのページ

MikromaII
チェコスロバキア製16ミリフォーマットカメラ .1957~メオプタ社
レンズ交換できず、距離も目測だが非常に小さい。カメラの仕上げは丁寧で工業製品としての完成度も高い。メオプタ社の技術の高さがわかる。
Mikromaのページ

PENTAX SP
1970年・日本・旭光学工業 SMCタクマー35/f3.5 ご存じ超ベストセラー一眼レフ。最初に買ってもらったのはこの機種でした。ファインダーが暗いのが難点だがM42のレンズのほとんどが使用可能で便利に使ってます。

FUJICA AZ-1
1977年・日本・EBCフジノンSW28mmf3.5
TTL開放測光絞り優先AE/布幕横走りフォーカルプレーンシャッター/M42マウント・AEでファインダーが明るく小さなボディー。使えそうなんだけど、マニュアルで露出計動かなかったり、絞り込みロックが無かったりやっぱりフジカよのー。

PRAKTICA MTL5B
1988年製・東独・ペンタコン
PANCOLAR 50/1.8 MC CARL ZEISS JENA
最近購入したZEISSのレンズ5本セットのおまけ?についてきた。 ファインダーが暗いのでプリズム腐食か?と思い分解したら・・・
分解と撮影のページ

YASHICA TL ELECTRO X
1970年製・日本・ヤシカ YASHINON-DS 50/1.7
ZEISSのレンズに負けない、大柄なM42一眼レフとして購入。ヤシノン付き・ファインダースクリーンが腐っているので早速分解。
分解と撮影のページ

PENTAX SPF
1973年・日本・旭光学工業 SMCタクマー50/f1.8 SPを開放測光に改良した機種。ボディーダイキャストはSPのまま、開放測光用ピンをマウント内につけた。超ベストセラーSPから脱却できない苦悩が見える。ボディーのダイキャストは次のKMでも使用されている?軍幹部の取付形状とか同じなんだよなー。設計上のSPの次世代機はMXとME?
KIEV-10
1965-1974・ソ連ウクライナ・アーセナル工場 helios81-53mmf2 製造台数不明、 第一印象バルタン星人。金属ロータリーシャッター・セレン式シャッター優先EE・KIEVバヨネットマウント・・・異星人のカメラは怪しい魅力を放っています。露出計指針は狂っているが、いちおう使える・でも実用品にはならないなー。KIEV10のページ
KIEV-15 TEE
1974-1980・ソ連ウクライナ・アーセナル工場 helios81-53mmf2 製造台数不明、 バルタン星人の弟。多分月末生産品。ピカピカに綺麗、シャッターもそれらしく動くが!巻き上げが重くてフィルムがバリバリ切れる。超複雑なメカを維持できるだけの元気がこのころにはなくなりバルタン一家も次のTTLで絶滅することとなる。
KIEV-15 のページへ

KIEV-60
2002年製・ウクライナ ARSAT C 80/2.8
どーせ分解調整は必至だろうから、ブラックボディーの新品を買うか!ということでKIEV-CAMERAからキットを340$で購入。あれ?調子いいじゃない、ほおー良く写りますよ!しかしやはり分解調整はしないとね・・・
分解と撮影のページ  ・ ARSAT80撮影アルバム
PENTACON6
東独 ・ペンタコン MC Biometer 80/2.8
80/120/50レンズ3本・ボディー・TTLファインダーセットでお安く購入。さすが本家CarlZeissレンズはなかなかです。フィルムコマが重なってしまう病気はKIEVのように簡単には調整はできないようですが、ウエストレベルファインダーとの組合せは軽快で気に入っています。
Flectogon Biometer 撮影アルバム
SALUTE
1957-1974・ソ連ウクライナ・アーセナル工場 Industar29-80mmf2.8 製造台数5万台
初代ハッセルブラッドのパチモン。なかなか良くできたパチモンで、革張りのしぼも細かく、メッキはピカピカ。機械も快調に動く。お得意の金属膜シャッターもこの個体は調子よく動く。
SALUTE-S
1972-1980・ソ連ウクライナ・アーセナル工場 Vega12B-80mmf2.8 製造台数約3万台
2代目サリュート、オート絞りの連動方法が変更され、しぼ革のしぼが荒い物に変更された。基本構造は、現在も流通している(製造はしていないらしい)Kiev88と全く同じ。現在製造されているKiev88CMはこれの改良型で、マウントがP6にシャッターが布幕になるなどの変更が施されているらしい。

Canon VI L
1958年・日本・キャノン 50mmf1.8 製造台数・約10,500台
キャノンレンジファインダー機の名機。 付属のレンズは、重フリント系新種ガラスを使ったためか今見かけるものは、ほぼ100%曇っている。金属膜シャッターも皺が入りやすかったりしますが、当時の新技術をどんどん投入したCanonらいしいカメラ

Canon P
1959年・日本・キャノン キャノンメーター付き 製造台数・約90,500台
その後Canonの常套手段となった量産による、大幅なコストダウンを実現した1号機。ベースは上のCanon VI、ファインダー以外はまったく同じ、分解してもほとんど違いはない。気軽に使えて実用性が高いカメラ。CanonP+Jupiter12フォトアルバム

WERRA 4
195X年製・東独・Zeiss Jena・製造:195x- 1965:Tessar 50mmf2.8付
独特な巻き上げ・シンプルなデザイン・優秀なレンズと3拍子そろった東独Zeissの傑作カメラ。ソ連のカメラはコルホーズの農夫・東独のカメラは優秀だが冷たい官吏というイメージです。ちなみに日本のカメラは従順でよく働くが平凡なサラリーマンかな?。

Konica III
1956年・日本・小西六
招き猫型の巻き上げ機構・ずっしりがっちりボディー・ヘキサーレンズも味がある写りをします。

鳳凰205E
2001年製・中華人民共和国
距離計連動、LED露出計内蔵、ミノルタハイマチックコピー?レンズは優秀よく写ります。残念ながら2002年に製造をうち切ったようです。

Kodak Signet 35
1958年・米国・イーストマンコダック・Ektar 44mm f/3.5
小型軽量な流線型アルミボディーにシャープなエクターレンズのついた、Kodakの名機。米国では安価に入手できますが、普及期の悲しさコンディション悪いものが多く、お約束の分解調整をして最良の状態にしてあげましょう。

minolta XD
1976年・日本・ミノルタ MD35mmf2.8
ボディーのしぼ皮がはがれ、モルトプレーンはぼろぼろ、シャッターも動作しなかったが、電池室周りを分解清掃、接点不良を直すと動き出した。軍艦部も分解清掃しボディーの皮も貼り直した。ふた代わりに35/f2.8を買ってきて装着。新品同様になったが、、、まだフィルムは入れていない。

PENTAX ME
1976年・日本・旭光学 SMC PENTAX 17/f4
小振りのボディーがやや小さめな私の手にフィットして使いやすい!距離計連動のベッサRよりボディーはずっと小さい、しかも一眼レフ。この時代の日本製一眼レフはどれも精密機械としての完成度が高い気がする。

PENTAX K1000
1984年・日本・旭光学 SMC/PENTAX50/f2 
TTL開放測光/布幕横走りフォーカルプレーンシャッター/PKマウント
KMを香港工場で生産したモデル。低価格マニュアル機として長く生産されて輸出されていた。当時は安かった(新品29,800円)

Canon F-1
1971年・日本・Canon FD50/f1.4
NewF1のサブボディーとして、今はない某新宿歌舞伎町の中古店で85年頃購入。時々天体写真を撮っていたが、そのうちお蔵入り。最近改めてよーく見ると全く傷のない美品。店主はニコン党でキャノンは安いよ、という某天体カメラコレクター氏の情報で購入したのだが、確かに安い買い物でした。
直線的な精密機械然とした カメラのデザインは最も気に入っています。

Canon New F-1
1981年・日本・Canon FD35/f2
84年頃購入。実用機として長く使用。FDレンズ群がすばらしい。丈夫で酷使に耐えるボディーも重さを除けばパーフェクトな実用機。
ただし最近 PENTAX MEの軽さ・小ささを知ってしまったら、よっこらしょと持ち出す機会が激減しています、年かね?


 



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