Kiev88CM 645Film Bag


Kiev88用、6x4.5フォーマットフィルムバック

Kiev88は、フィルムバックが交換できる。ニュータイプNTシリーズでは6x6と6x4.5の2種類が販売されている。120フィルムしか使えないので6x4.5は19枚撮りになり便利そうだ。と言うことで、ウクライナのカメラ屋にデッドストックらしき、箱入り新品を注文してみた。注文から1ヶ月くらいで無事に到着、外観構造は6x6フィルムバックと同じで、銘板をよーく見ないと区別はつかない。NTタイプになってから、バックカバーが開くタイプになり、フィルム装填はスタートマークを合わせるだけになった

キエフ88のトラブルで良く聞くのは、フィルムバックの光漏れなんだけど、サリュート、Kiev80と使用した限りでは光漏れは経験しなかった。88CMも付属のフィルムバックでは問題なし。で、まあこの645バックでようやく、光漏れに遭遇することができた?(ちょっとうれしい・・)光漏れは原因を突き止めるのが一般的にはやっかいなんだけど、ソ連製のカメラとつきあううちに原因探求のこつがつかめてきたので、今回はフィルムバックをいじくり回しながら光漏れの修繕方法を考えてみたい。

 


フィルムバッグの光漏れ

左:本体周囲のアルミ部分が正常品より出っ張っている。ここは、ヤスリ仕上げされているようなので整形してみる。
右:凹(バック側)凸(本体側)の溝で光を遮断している。

まずは、漏れている場所を探すため
1.レンズキャップをしたまま明るい場所に放置してみる
何コマか空シャッターを切り条件を変えて放置
2.光漏れコマが捕らえられ、フィルム枠が写っているようなら、フロント側、カメラ本体との接合部回りを疑ってみる。
3.正常品と比べてみる
ということで、接合部の溝の重なりが浅い、と判断して枠の修正を試みる。さらに念のため枠外周にモルトを貼り込んでみた。
しかし!治らない、試写したらやっぱり光り漏れ、うーむ

次に、フェドやKIEVでやったように、暗いところで強力な懐中電灯を怪しい部分にあてて光漏れをさがす。これが一番確実なようで、すぐに光り漏れ箇所が見つかった。ポイントはフィルムのマガジンを抜いた状態で取つけて中が見えるようにすること、懐中電灯の光が横に漏れないようにすること。暗室中で行うこと。で、結局漏れていた場所は引き蓋の挿入口だった。隙間を埋め引き蓋をスムーズに挿入する滑り部材を兼ねたプラ部材の下に、あるべきモルトが貼られていないため引き蓋未装填時の隙間が大きくなってしまっていた。

漏れていたのは、引き蓋挿入口の遮光板のすきまから。(右矢印部)ばらしてみると、本来モルトかフェルトを貼るべき場所に貼っていなかったためと判明 溝にモルトを貼って遮光する。


フィルムバック固定用の金具スライドしてボディー側の金具をくわえ込む構造。

フィルムバック枠をヤスリ掛けして、ボディーとの密着を高めたのでフィルムバックロック時に遊びが出来てしまった。スライド金具の上にハンダをもって、ヤスリで整形して組み込むと、ガタも隙間もきっちりなくなった。
●光漏れは強力ライトで捜す。●35ミリカメラはレンズを外してマウント部に強力ライトをあて、フィルム室側から見てみる。●裏ブタからの漏れは意外にもほとんど無い、●Kiev IVa以降, Fedはボディー側に必ず隙間があると思った方が良い。●Kiev80,88のフィルムバックは、引き蓋回りが盲点!

 


Fuji リアラエース100
写真はクリックで拡大します。

ARSAT P6 35mm F3.5 F8 1/125
重いTTLファインダーを外して、ウエストレベルファインダーにしてみると、大変軽快でよろしい。ローアングルも楽楽である。
ARSAT P6 35mm F3.5 F8 1/125
このレンズ、性能に関しては文句なしです。不満ありません。

ARSAT P6 35mm F3.5 F11 1/125
6x45フォーマットは安定した構図が取りやすいな、コマ間もちょっとばらつくけど、問題なし。

 



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