MEOPTA MikromaII

概要
チェコのメオプタ社製の16ミリフィルムを使うミニカメラ。Mikromaは、タイプIとタイプIIがある。これは、タイプII のグリーン。製造期間は1959-1961年。このほかにステレオタイプのステレオミクロマがある。

16ミリカメラの中でも特に小さく、精密感のある仕上げで35ミリのフィルムパッケージと同じくらいの大きさ。75x43x40ミリ重量250gアルミ外装に、真鍮ボディーでずっしりと手にくる。
レンズは固定だが、Mirar f3.5/20mm 絞り3.5-16、クリックストップのついた距離環による目測設定、50-無限遠。シャッターはBから1/400秒。

左からNARCISS、WERA、MIKROMA
同じ16ミリフィルム用でも大きさはかなり異なる。Mikromaの小ささが際だつ。かなり高級な機能をよくこの小さなボディーに詰め込めたものだと思う。各部の仕上げも大変よく、メオプタ社の技術の高さがわかる。(Weraは35ミリです)
フィルムは16ミリ片穴映画用フィルムを使用。これは現在でもなんとか入手可能ですが、このカメラは片穴のパーフォレーションがないとうまくフィルムを巻き上げられません。従って35mmフィルムからフィルムを切り出して使うことができません。NARCISSのようにその辺がいい加減(フィルムコマ間隔が変わる)なカメラの方がいろいろなフィルムが使えます。裏蓋の構造から光漏れが心配でしたが、ダブルカートリッジのためかまったく問題ありませんでした。
   
レンズ性能は上の右写真の通り。なかなかシャープな像を結ぶようだ。
<左写真はフラットヘッドスキャナ(EPSON GT-7600)に透過原稿ユニットをつけてスキャニング、あの手この手で何とかここまで出したが、ピントはぼけぼけで、フィルムの粒子が見えない。6x6など大判はまだごまかせるが、フィルムサイズが小さいと全然ダメ。
>右はコントラスト以外いじっていないフィルムスキャナ(Dimage Scan DualII)の像、違いは一目瞭然。フィルムスキャナを買うまでこのレンズの性能はいまいちわからなかった、なにぶんフラットヘッドスキャナの像はぼけぼけで、原版がぼけているのか、スキャナが悪いのか判断できない。
追記05/02
スキャナーの設定は難しい!というかメーカーはちゃんとソフトを作れよ、と言いたくなる。フラットヘッドはモノクロフィルムをスキャンするときは、最新のソフトでは、白黒ネガ・24bitで取り込むと大判なら何とか見られる像が得られる、ピントはダメだけど・・・
フィルムスキャナも、モノクロは16bitで取り込まないとうまくトーンを出せない、露出オーバー気味のモノクロネガにはまるで弱い、ミノルタはハードはそこそこ良い性能だが、ソフトは大タコ、フォトショッププラグインは、しょっちゅうクラッシュする。この辺は試行錯誤してソフトの最適値を探っているが、暗室のネガフィルム常識では、アンダーよりオーバーの方が助かるので、撮影時ややオーバー気味にする癖がついていて、スキャナとのギャップを感じる。EPSONは中止後もソフトのバージョンアップサポートをしてくれるのでありがたいのだが、買ってから3年以上たってようやく使えるソフトになった。しかしカラーネガを取り込むと無数のノイズ線が入るのは相変わらずで、プリンター共々次はエプソンは避けたい気持ちになっている。
フィルムはKodakの16ミリ映画用フィルム白黒ネガ、片穴を近くのカメラ店で特注取り寄せしてもらう。ASA80のプラスXが手に入る(2005年1月現在、100ft 5,000円前後)100ft 33mもあるので、うーん10年ぐらい持つかも?カラーネガ、リバーサルも手にはいるが現像を受け付けてくれるところがないだろう。
紙で切り取りたい長さ(撮影したいコマ数)のダミーを作り、ダークバックの中でこの紙と同じ長さにフィルムを切り、専用カートリッジに詰める。パーフォレーションが入ってしまうが、このフィルムはナルーシスでも使える。

 



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