PETRI FLEX7 ペトリフレックス7

 


概要
Petri Flex7 米国への輸出を中心に1966-68年頃生産された、ペトリ製一眼レフ。デザインの模範となったと思われるコンタレックスよりも使いやすい部分も多く、 当時は大きく重いので人気が出なかったが国内流通量の少ないことも手伝って中古市場では人気の高い商品。

1.手術台に載ったフレックス7

 

2.巻き上げノブ、巻き戻しクランプをはずす。

 

3.マウント部をはずす


4.アクセサリーシューをはずす

 

5.露出計カバー、次に軍艦部カバーをはずす


6.軍艦部内部正面

 

7.シャッターダイアル部

 

 

8.軍艦部カバーの取り外しは、露出計カバーをはずしてからでないとはずれない。露出計カバーはレンズマウント部をはずさないと、固定ビスにドライバーが届かない。シャッターダイアルの露出計連動ピンがひっかかってダイアルが一方向に不動になっていたので、ピン形状を修正して動きをよくする。
ファインダーコンデンサーレンズ、スクリーンははずして中性洗剤で洗浄する。 スクリーン等の光学プラ部品はアルコールは厳禁。薄めた中性洗剤を絵の具の筆で軽く洗う。

 

9.コンデンサーレンズ

 

10.ファインダースクリーン

 

11.金属部品はベンジンで洗浄

 

12.ミラー受けモルトは張り替える

 

13.プリズムを戻して再組み立て

 

14.カメラ底部 独特のカム構造

 

15.ボディー墨入れ

 

 

金属粉や古いグリスで汚れた部品は、ベンジンで洗浄して再組み立てする。ペトリは独特なシャッター構造でカメラ底部にカム構造をもっている。このカムが、巻き上げとシャッター、ミラー、自動絞りと連動しているので、ここの調整が狂うとすべてがうまくいかなくなる。固化したグリス等は、洗浄して新しいグリスを塗る。カムの部品調整はややこしそうだ。絞り連動部のみタイミング調整をする。

16.洗浄した部品を組み上げてボディー完成

 

17.レンズの無限遠はレンズカバーをはずして

 

18.レンズ清掃

 

 

ボディーの分解、清掃調整は以外とスムーズにいった。典型的な日本製一眼レフなので迷う部分は少ない。低速シャッターが時々ミラーアップしてしまうが、実害は少ないのでカムの調整をぼちぼちとやりながら直すこととする。
レンズもばらして清掃したが、ヘリコイド位置をうかつにもマークできず、戻すのに苦労した。ヘリコイドは何点も挿入 可能な位置があるので必ずマーカーしよう。無限遠指標の最終調整はレンズの先端部(黒)をゆるめて取り去るとヘリコイドリングの微調整ができる。



 

シャッター台座が無い!が、ない方が指の掛かりがいいのでそのままにしてある。すべてを組み上げ終わると、ペトリらしくない?高級感がある姿がよみがえった。

 



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