概要:小田急永山駅から、鎌倉街道(古道)を通って、関所跡、古戦場などを散策しながら多摩川河原に至り、聖蹟桜ヶ丘駅までの道。
距離:5.3Km 時間:約1.5時間 標高差:約70m
鎌倉時代の重要な地理上の拠点で、霞の関があった場所。歴史的遺構多く、また、大きな合戦のあった場所でもあり記録も多数残されているので、歴史地理散歩には最適。

永山駅〜鎌倉街道旧道

永山駅から旧街道まで、乞田交差点よりに旧道はあったはずだが、多摩ニュータウンの開発で村も、道もごっそりと消えているので、そちらには行かず駅近くの諏訪神社(1)を経由して、丘陵を上り下り、乞田川、現鎌倉街道を渡って、最後に石段を登り旧街道に出る。諏訪神社は、ニュータウン開発でこちらに移転してきたらしい、コンクリート造りで来歴は不明。旧街道に出ると、(2)旧家の点在する味のある道となる。

霞の関 〜 観音寺

(3)旧街道の趣を残す道を下りきると、やがて熊野神社・霞の関南木戸柵跡(都指定史跡)がある。熊野神社の参道に沿って、かつての関所の柵跡木柱がある。ここは鎌倉時代の関所跡であり、鎌倉の北の入口で地理的に重要な場所だった。現在も関戸という地名が残っている。ここは南木戸で観音寺付近に北木戸があり、関所はその間にあった物と思われる。

(4)観音寺、墓地には多くの板碑が残っている。分倍河原の戦いに敗れた北条泰家を助け討ち死にした、阿保入道道勘父子の墓が近くにある。この周囲、段丘上は宅地開発され見るべきものもないが、段丘崖には畑や林が残り昔の姿がしのばれる。

関戸古戦場跡 〜 多摩川

(5)関戸古戦場跡標柱、脇の小道を登ると、途中北条軍の武将の塚があり、坂を登り切った高台には鎌倉時代、天主ヶ台と呼ばれた砦があった。坂の途中には時宗、延命寺がある、由来はわからないが、新田氏ゆかりの地には度々時宗の寺を見かける。

関戸古戦場跡から、多摩川に向かう、旧大栗橋より先は多摩川の河原だったところだろうから、見るべきものは何もない。やがて多摩川に出るので、堤防に登りかつての大合戦を想像してみる。ただし、多摩川の河道はかつてはもっと北側を通っていたらしい。このまま、賑やかな聖蹟桜ヶ丘の駅まで行き、今日の散歩は終了。お昼は、お気に入りのフレッシュネスバーガーでいただく、ここのオーガニックコーヒーは美味しいね。

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