黒平の旅2日目、実は今回の企画では2日目は水晶峠に出撃する予定でいた。しかし冬型が強まり、宿泊した金峰山荘の水道は流水にしておいたのに氷結。やはり地上とは寒さが違う。今回参加の3名は南関東在住なので、特に地上との温度差を感じる。多分この朝は、-5度ぐらいまで下がったと思われる。この寒さでは標高がさらに高い水晶峠は、カチンコチンで採取は無理と判断。実はWセンセが下見に出かけ新たな有望地点をチェックしていたのだが、これはもう来年の春までお預けとなる。2日目は超有名産地、黒平の奥地精神川の岸を探査することとする。

 ここはほぼ車横付けなので、時間的には余裕。川の反対岸に急斜面の茶色のマサ化した花崗岩が見える。さっそく取りついてみたが、ズリには何もない。不思議なくらい何もないただの花崗岩の土砂。いたしかたなく、ガマ(水晶洞)を探すべく壁を叩いてみる。南斜面なので日照が温かい。マサ化しかけた岩盤はぼろぼろと崩れる。

確かに鉱区は広く何カ所かそれらしい所はあったが、効率が悪いためか、あまり最近人が入った形跡は無い。確かにガマ探しは単調で、当たらないとつまらない。しかし!ギャンブルはやらない、雨男Wセンセがここで見事に小さなガマを当てた。立派な長石と、水晶が同居していた。これを見て、俄然張り切ったのだが結局Kさんと私は空振りに終わった。ズリも土砂が大量で水晶がわからないのかもしれない。

確率は低いが確かに、水晶のガマは存在する。ズリには何もないので、ここはギャンブル運が強くなくてはいけない。マサ化した花崗岩を掘っていた時、長石と水晶のかけらが出てきて、ここでの成果はそれだけ。しかし、長石は初採取なので、良しとするか。五郎沢なども見学だけはしたがうーん、簡単には出そうにないな。

黒平周辺は、有名産地でここのペグマタイトからは、水晶以外にアマゾナイト、トパーズなどを産する。そのため入りやすい所は人の手がかなり入っているようだ。しかしガマあては、ギャンブルのような物で今でもそのチャンスは、多分にある。Wセンセのように一攫千金を当てられるかもしれない。ここで試されるのは、探索者のギャンブル運だな。

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