2006年10月28日 足尾 庚申川 鉛沢
最後の決戦!熊注意!
猿あっち行け!

 鉛沢最後の決戦!一泊二日3名で、徹底的に鉛沢の謎を解くつもりでいたが、Wセンセはお仕事と面接でちょっと無理、それでは2名でと勢い込んで国民宿舎の予約を申し込むも、あっさり満杯、この時期この周辺は秋の紅葉シーズン・登山ハイキングのお客さんで一杯。他の温泉宿(といってもまともなのは2軒だけ)も満杯。しょうがない、今年の宿泊合宿は他でやることとして、いつもの日帰りパターンでK隊長と筆者の2名で紫水晶の出る鉛沢のみに行くこととなる。筆者は前回Wセンセと紫水晶の鉛沢に到達していたので、K隊長の道案内をする。いやー天気は秋晴れ、紅葉もそこそこ綺麗で探索日より?少々危うい道を下り、庚申川を渡河し鉛沢へ。途中、早々と帰り支度の同好の方と遭遇、いろいろと親切に教えていただく、地元の方で良くこの周辺を探査されているベテランの方、曰く、水晶は他にも何カ所か出るところはあるが、紫水晶はここでしか見たことはない。うーんやはりそうなのか?さらに、鉛沢を登り現地に到達すると同好の方が2名、稼働中。

 1名の方は前回もお会いした方、ご挨拶後、採取方法のレクチャーを受ける。なるほど、産地に適した道具があるもんだ!他の産地でも時々見かけたロングドライバーの謎が解けた。こいつで掘った土の表面をならしていると、水晶がキラリと光るのだ。もうお一方は、早朝から入られて、雨上がりの表面探査を実施されたとのこと、お二方に新産地について尋ねるも、異口同音に「紫は、ここだけでしょう」とのこと、ここの、わずかに残る露頭は固くて歯が立たないこと、大物はまず難しいことなどを教えていただく。うーん新産地はやっぱ無いかな?
 ここは、土掘りが主な作業となるのだが、学生時代から第4期の泥いじりが大嫌いな私は、とりあえず折りたたみスコップを用意しながらも、1時間ほどであきる。露頭探査のためさらに、鉛沢を上流に登ってみる。転石が怪しい枯れ沢を登ると、小さな露頭らしき場所を発見、ガサガサしてみると小さな水晶群晶を拾う。誰かが掘ったあとだろう。さらに奥には、ガレかズリかガレガレの枯れ沢もある。うーん怪しい。帰り際、参道への登り道途中で、前方になにやら黒い影を目撃!やばっ!熊か!?K隊長と必死に石を叩き、音を出しながら前進。登り切った参道にいたのは大きめの猿。猿かよ〜!ここは、熊が多いので皆さん熊よけの鈴は必需品必ず買いましょう。
鉛沢・近辺の露頭 群晶
鉛沢のズリすぐ上の露頭ではない。 ほとんど無色、よーく見るとうっすら紫かも?といったところ。ほんの50mも離れていない場所で、同じ脈かと思われる。ちょっと離れただけでほとんど色はなくなるところを見ると、紫水晶の産出場所は本当に限られているのだろう。ということは、とりあえず新産地情報はガセネタと結論づけて良いかも知れない。今年もまもなく冬を迎え、この周辺は厳しい寒さで確認のしようがなくなるが、来年もやる気満々のK隊長の調査結果を待ちたい。
表面近いズリを、篩い掛けすると極小さい物は拾える。太い頭欠けもぼちぼちはあるが、だいぶ少なくなったとのこと、

 

 

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