梅雨明け間際、暑い日が続きちょっと涼みに行くか?大型クラスターを掘り当てた人もいるみたいだし・・・。ということで、今回、資源探査隊は大型クラスターを狙い万全の装備で山梨県水晶峠に3名で向かう。今回日帰り予定、途中の道程は順調で、金峰山登山道入口の駐車場に着いたのは、午前10時。梅雨の谷間で天候は不安定なのだが、この日は木漏れ日も射す絶好の探査日和!・・・と喜んだのもつかの間・・・雨の方がまだ良かったかも!?

←アブの待ち伏せ攻撃を受ける。

←水量増量中・T隊員危うく落下を免れる。

 駐車場の車を、「ぶんぶん」とうれしそうな羽音で歓迎してくれたのは、大量のアブさん達だった。しばし車から下りるのを躊躇する探査隊。えーと、探査装備は万全ですが、アブ対策は・・・。帰りたくなるほど大量のアブ!いたしかたなく、車から降り早急に装備をして、アブと戦いながら登山道へ。森に入れば、いなくなるだろうと思いきや、ぜんぜん減らず、道の日だまりにアルカイダの自爆部隊のように待ちかまえていて、我々が通ると一斉に攻撃を仕掛けてくる。ともかく必死に追い払いながら、進むしかない。

 ちょっとでも立ち止まると、一斉攻撃の餌食。ひたすら前に進みおかげで、いつもより早く水晶峠に着いたような気がする。しかし、水晶峠にも大量のアブは待ちかまえており、アブの攻撃を撃破しながらの探査活動という、とてもじっくりとクラスターを掘り当てることなどできる状況ではなかった。
 水晶峠直下の現地は、同好の皆様のズリの浚渫作業が一段と進みかつ最近の大雨のために、泥は洗い流され表面探査には理想的な状況で、結局万全の装備は使用せず表面探査に専念する探査隊だった。

←表面は水晶片と石英片がびっしり

 浚渫作業が進んだ表面には以前よりも簡単に水晶が見つかるという、喜ばしい?状況で、小さなものは本当に簡単に見つかる。表面探査をする探査隊の歓喜の声が、谷に響く。「おー!あったー!」「あー!」「おしいー!」「いてー!」「こんちくしょー!」「よるなー!くるなー!」
後日、W隊員とK隊員は、大量のアブの噛み跡が腫れてしまい、ステロイド剤を塗らなければならなかった。水晶峠にはステロイド剤がいります。どんなに美味しい情報が入ってもこの時期、ここには2度と行くまいと誓う探査隊だった。

 そんな表面探査で、こんな物が・・・・・→
あるんですねーここにも。俄然張り切る私。しかしお相手は見つからず。

 午後は、バッタリ鉱山跡?に移動。アブの攻撃がだいぶ少なくなり、じっくりとクラスター捜しができそうな雰囲気だったが、先人の採掘あとをいろいろと検証してみる。うーん結局、皆様地表から15cmほど下にあるズリの層を掘り返しているものがほとんど。

 それにしてもここのズリは、広大な範囲に渡って広がっているようだ。山の斜面に広がる、そのズリ層のなかから大きめな石英塊と水晶片が出てくるが、これはどこから来たのだろう?脈を追いかけて小規模な露天掘りを繰り替えし、ガマと呼ばれる水晶晶洞を当てていた時のズリだろうか?

←帰り道途中、ヤブカンゾウの花が美しく咲いていた。

好例、帰りの温泉は「塩山温泉」塩山旧市街にほど近く、数件の温泉宿がひっそり営業している。今回は元湯、広友館の日帰り湯、600円を利用。

アルカリ泉なので、アブ傷にも良かろうかと思う。お湯はさすが元湯でまったくカルキ臭のない、アルカリ泉の特長のぬめり感があるお湯。施設がだいぶ古いので、湯船が5人で一杯になるが、お湯と建物の雰囲気が良いので85点!

どちらも、水晶峠ズリの表面探査から採取。皆様の努力のおかげ?か、ずんぐり型の水晶が掘り返されて増えたような気がします。山入りは複数採取できましたが、緑水晶は見かけなくなったような気がします。

←武石?だと思うが、妙に軽い、黄鉄鉱の方が重く感じる。磁力はほとんど無い。武石、黄鉄鉱の仮晶。

 ここ水晶峠は、一山ズリのように見える、表面から15cmほどのところにズリの層があり、これが多数の地点で確認できる。このズリ層を皆様が掘り返して結果としてズリを表面に出しているので、表面の石英水晶片は年々増えているように思える。

|鉱物資源探査|


|TOP|