秋も深まり、各地のキノコ山は入山禁止の立て札が乱立する今日この頃、ハンティングシーズンでもあります。鉱物マニアの皆様、熊など害獣に間違えられて、くれぐれも採取されることのありませんように。
 というわけで、今回、探査隊は鉛沢周辺調査である。皆様の浚渫(しゅんせつ)作業がいちだんと進んだであろう鉛沢ズリは通過の予定。そうとう振らないと出ないとのことだし・・。

←紅葉はちらほら、今年は遅れている。

 相変わらず、少々危険な道を乗り越えて、鉛沢のズリに到着。現地の姿は、昨年と変わらない。まあな、いくら人が入っているとはいえ、ここは重機やツルハシは持ち込めるような場所じゃないので、せいぜいシャベルぐらいだと地形が変わるようなことはないんだろうな。

 さて、探査隊の今回の目的は表題の通り「隣の沢の水晶」である。とういうわけで、まずは細尾根の峰に取りつく。ここには、小さな水晶が入った小さな露頭がある。母岩はむちゃくちゃ固い。ここから下を見ると・・・死ぬな、確実に。高所恐怖症の人は絶対行けない。

峰からの景色は良いが・・→

 急峻なというか、絶壁にはばまれ隣沢には簡単には行けない、足下はガレガレでかつ足を滑らせると、引っかかる物無く数百メートルは滑落する。まずは、さらに細尾根を登り上方より巻いてみる。

ほとんど滑り落ちながら「隣の沢」へ、↓

←かわいい針状紫水晶

 ほとんど滑り落ちるようにして、上方より隣沢に入る、峰の途中にかなり掘り込まれた地形を発見。はっきりした白の石英脈(方解石プラスかも)とか、ガマあてした壁面とかがある。しかし、「隣の水晶」は見あたらない。沢沿いに2段になったその下が怪しいのだが、絶壁!今回調査隊はW隊員とO隊員の2名、元ロッククライマーのK隊員がいないので、危険と判断して下流より攻めることとする。

一旦、峰筋に戻り山を下る。再び下流方向より細尾根を登り谷に下りられそうなポイントを捜すも、絶壁が続くのみ、ガレガレの足下もおぼつかず、ともかく上方をめざして登る探査隊。

←下には下りられない。隣沢

絶壁に囲まれている→

 まあ峰の道は、頂上まで細いながらも続くのだろう、最悪でも元の位置にはもどれる、という予想が甘かった。気がつくと目の前に絶壁、2mぐらいだが取りつく島無し。後ろを振り返ると・・・自分の立つ数十センチ四方の足場を踏みはずせば、真っ逆さまに数百メートル下の庚申川へ、足がすくみ、動けなくなる。やばい・・俺は戌年だ・・絶壁に取り残された犬のニュースを思い出す。犬は木登りができない、基本的に高いところが苦手なのだとか、くだらない事を思い出す。ともかく必死に気を奮い立たせ、決死の撤収!ほとんど頭の中は真っ白。おかげで日頃の仕事のストレスが吹っ飛んだ。このような撤収劇の中でもW隊員は拾った紫水晶を離しませんでした。
 普通ならここで撤収なんだけど、ストレスが吹っ飛んで元気になった?(麻薬でハイな状態?と同じ)W、O隊員はさらに、ここはあきらめ今度は谷の反対側の枯れ沢に取りついてみる、ここは若いW隊員が峰まで上がり、人工の石組みを確認。うーんやはり何か掘っていたな、多分。
 うーん、結局謎を増やして、時間切れ撤収。いや、今回は危なかった。こんなあぶねーとこは、もう行かない!
(来年の春までは・・・・)
注!)冗談抜きで本当に、危険です。よい子は絶対にまねをしてはいけません。

↑枯れ沢を登ってみる

 採取鉱物はないので採取食物である。うどんのチェーンばんどう太郎は、北関東に数十店を展開する新興大手チェーン。関西に進出するときはどういう名前にするんだろうか?関西は淀川だから淀姫チェーン?ちなみに、関東以外の方には、ピントこないかもしれない、「ばんどう太郎」というのは、利根川の北関東での呼び名、別名のこと。北関東は小麦の産地で、うどんの隠れた名産地なので、ここのうどんは及第点かな?うーん75点!鉛沢に行く途中にあります。

 ほとんど無いんだけど、産地の場所を教えてくれというメールが匿名というかまったく名乗らずに来ることがある。名前も名乗らずいきなり「場所を教えて下さい」である。この時点で無視決定!なのだが、そーいう方には今度から「ウソ」を教えるかも知れないので、見ず知らずの他人に物事を乞うときの常識を、ぜひ勉強して欲しい。探査隊は、礼儀をわきまえた方には、気分次第で、その場の成り行きで、酔っぱらってると、独身女性だと、喜んで教える場合があります。

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