沸石もまた楽し河津浜

 今年は寒いから山は凍ってるので、暖かい伊豆に桜でも見に・・じゃなくて、鉱物採取に行きましょう!というK隊員のお声掛けで、花見に・・じゃなくて、河津浜に沸石採取に出かけてみた。今回参加はT,K,W+隊員の総勢4名。W+というのは、なにかの新規格ではなくW隊員はつい最近奥様に娶られたので、お二人で参加なのである。
今年は河津の桜は遅れていて7部咲き、ちょっと風も冷たいが、桜祭りの人出はすごい、ここでお昼のお弁当も仕入れて、いざ本年初出撃!河津浜へ

 皆様すでにお気づきかも知れないが、探査隊員はキラキラに弱い、マニアックな石にはあまり興味を示さない、カラスと同じでキラキラとマヨネーズが好物。だから沸石は・・隣の菖蒲沢は金なんだよね。ということで、記述に従い海岸段丘を下る。

 みかん、野菜の畑を抜けて、海岸に出る。おお、快晴の空と太平洋、伊豆諸島も見えて、大潮の干潮(ここ来るときは潮も調べないといけません)なので潮だまりも広がっている。ん?道間違えた!お定まりである・・・隣の海岸に出てしまった。

 道を戻り分かれ道を右へ、目的の河津浜に無事到着。国道134号から15分くらいで、お手軽だ。集塊岩の断崖、海蝕台が広がり、ボール状の溶岩塊のところどころに、白い物やら緑の物が見える。

 集塊岩の断崖は落石の危険があるので、万全の装備をするか近づかない方が良い、海蝕台上にも鉱脈は広がっているのでこちらの方が安全。特に緑色のセラドン石と、セラドン石に囲まれるようにキラキラ輝沸石の固まりが乗っているのが目立つ

 沸石の他に魚眼石、玉髄質石英、方解石等を見ることができる。

 さんまずし弁当旨いです。→

 途中、桜祭り会場で入手した地元産お弁当をいただきながらそれぞれ、採取を続ける。場所によって採れる鉱物が異なるのでいろいろ場所を変えながら採取してみる。K隊員は、海蝕台で大物を見つけたようだ(鉱物ではありません)W隊員の奥様W+隊員は、熱心にハンマーを振るう、うーんさすがだ。

 海岸線の方が暖かいのかこちらの桜は満開→

←カメの水族館、伊豆アンディランド、個人的にここ好きです。

 さて一通り採取を終えて、次は菖蒲沢の金をちょっと覗くために134号に戻る、隣なんだけど海岸に沿っては行けない。とりあえず、海岸から沢沿いに道があるので真っ直ぐ登ってみるとあれ?伊豆アンディランドに出た。この道は施設のフェンス沿いの小道で、134号からはこの道の方がはるかに近い!

 ちょっと菖蒲沢を覗いてみる、もう夕方なのでキラキラが見えにくくまあ見学程度で終了。この日は沸石で結構楽しめたし、桜も、弁当もいいねー、暖かいし伊豆はこの時期に限るなー

 今回最大の獲物は、何と言ってもおいしそうな真蛸である。K隊員今回最大の発見採取物である。(しかしお持ち帰りが困難だった)山中ではこのような収穫はなかなかないが、この場所では磯の生物と戯れながら、鉱物採取ができるという実にお得な場所である。天然岩のりも旨いよ!次からは鍋とコンロ持ってこよう!

 マクロレンズを新調したので、まじめに鉱物写真を撮ってみた。

モルデン沸石

放射状になった針状結晶もここでは採取できる。しかし、持ち帰りちょー難しい鉱物、この綿毛に触らないようにお持ち帰りするのは大変。濡らすと元の形には戻らない、触ると形が崩れやはり元にはもどらない。

セラドン石と輝沸石

緑色の皮膜みたいな鉱物がセラドン石、あんまり鉱物図鑑にのってないが銅を含む雲母グループの鉱物らしい。中でキラキラ光るのは輝沸石、セラドン石の緑を反映してエメラルドグリーンに見えてけっこう綺麗だ。

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