すっかり暖かくなった今日この頃、皆様各地でご活躍のことと思います。ただまあ、大集団でご活躍になりますと後の始末が大変ですのでご自愛下さいますよう。そんなわけで、今回は匿名希望山の紫水晶である。まあ知ってる人は知っているので、匿名でなくても良いんだけど、紫水晶産地は最近荒れるので匿名希望。現地は、桜はまだ咲いておらず梅がまだ見頃だった。

 この山は金鉱山として第二次世界大戦終了ごろまで稼働していた。周辺にもいくつかの金山がある。今回は、鉱物探査隊3名で出撃!高速道さえ混んでいなければ比較的アクセスは良いところだ。

 国土地理院も田舎は手を抜くのか?2.5万地図に載っていないお寺や、道がある。さて車を停めて登山道をポチポチ登っていくと15分ほどで金鉱山跡地と記されたところに出る。この金鉱山跡地からも山頂に続く道があり、まあ目的地は山頂から攻めれば近かろうと判断、金鉱山跡地なので行きすがら、坑道やらズリやら、水晶の付いた鉱石やらが散らばり、光り物と謎の穴に弱い探査隊は喜々としてそれらと戯れたのは言うまでもない。しかし・・・これがトラップだったとは・・・

 金鉱山跡地は、抗口がいくつもあり、ズリも各地にある。ズリから水晶などの鉱物も拾えるが紫水晶は見かけない。抗口とズリをあさりながら山頂へと向かう、それにしてもそこら中に抗口があり、お印もあることだし、天気もいいし今日は楽勝と歩を進める。

 匿名希望山は遠くから見ると綺麗な三角形の独立峰で、手軽なハイキング登山コースとなっている。この日も何人かの登山者と行き会った。さて鉱山跡からの山頂への直登コースも山頂間近で本道と合流する。あれ?そろそろ目的地に行き着くはずだが?

まあ、天気も良いしまずは山頂で一休みして、お弁当まで広げのんびりと回りの眺望を楽しむ探査隊だった。楽しいランチタイムも終わりさて、目的地は?ちょっと山頂付近をぐるりと回ってみるがそれらしい物は無し!北斜面にも抗口を発見するのみ。

南斜面の抗口付近と見当をつけていたので、登山道から枝道を南斜面に入ってみると、またまた、複数の抗口と石組みの鉱山跡、石英塊はあるがここではない。まあしかしここを下れば着くだろう、とういうこで急斜面を転げ落ちるように下る。そうとう下りきったところで、この斜面ではない事に気づく、しかも雑木林が視界を遮り下りきれるかどうかわからない。いたしかたなく、再び登る!!

まあそんなこんなで迷いまくる探査隊、結局登山道を下山して振り出しに戻る。うーん鉱山跡地のトラップとやたらにある抗口にすっかりだまされた。本来の道(これも足場の悪い直登道)にようやくたどりつき、本日3回目の登りを始めるも、あ・あしがつって隊長登れませーん!がんばるんだ紫はもう少し・・・あった!ズリの中に。体重が落ちて元気なW,T隊員は露頭見たさにさらに登るが結局露頭は見つけることができず、ズリの紫を急いであさる探査隊。小さいけど紫は拾えたからまあいいか?結構きれいだし!

 というわけで、多分半年分ぐらいの脚力を使い、汗だくなので、当然帰りの温泉は必修。日帰り温泉、昭和の湯に行ってみる。立派な公共日帰り温泉で、多分大赤字だろうな。村だもんここは・・温泉は広く泉質も思いの外良い、カルキ臭は無い。ただし、大広間のカラオケが大音響で流れているので演歌嫌いの方にはお勧めしない。カラオケを除けばおおむね満足すべき水準なので78点!!しかし田舎の日帰り温泉は、営業時間中に掃除のおばさんが何人も堂々と男湯を出入りするんだよな、こころなしか品定めをされているようで・・・ではある。

採取鉱物である。
面白そうな物は他にもあったが、何せ迷いまくって、それどころじゃなくなり目的の紫水晶を手に入れるのが精一杯。
小粒(数ミリ)の結晶だが、色はなかなかよろしい。

産状が良くわかる原石、途中だけ紫でまた白色の水晶に戻る、母岩と石英の隙間には黒い脈が走る、これが金脈かな?金粒はこの日は見あたらず。

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