サブプライムローンが吹っ飛んで世界同時不況もグローバルスタンダードな今日このごろ、ご同好の皆様はいかがお過ごしでしょうか?投資はハンマーとかヘルメットにしかしないので関係ない・・はい、あなたはきわめて健全です、このままローカルに生きましょう。というわけで、探査隊メンバーは、たいした投資はしてないけど不況の影響だけはしっかり受けているので、秋の合宿は日帰りで、「晩秋の万珠鉱山で紫群晶を発見せよ」となる。

まあ、ここは先の探査では、ズリ周辺はほぼ空振りでごく微少な紫水晶のかけらを見つけるのみ。しかし産地入口(もしかしたら貯鉱所)でポチポチとお印の紫石英を拾っていたので、この出元を探るのが今回の目的。

今回の探査隊は、W,K,T,T+のフルメンバー、快晴、晩秋の鉱山道をのんびりと歩いて現地に向かう。現地に向かう道の傍らにも石英を挟むここ特有の赤い母岩が転がっている。日頃の鬱憤を晴らすかのように転石にも容赦なくハンマーをふるうW隊員。

鉱山入口を過ぎると、でかい転石もありこれに特有の微少な水晶が着いている。しかし本当に微少で厚みも薄い、ここでは大きな結晶はまず期待できない。

小川の水源、鉱山の水抜き穴を過ぎると枯れ沢になり、沢沿いに少し行くと鉱区の中心部に出る。ここはもうそこら中に抗口があり、ズリがある。

K隊員、W隊員は昨年も探査した鉱区中心部のズリに取りつきじっくり探査、T,T+はさらに奥地へと向かってみる。奥地には、ズリ、棚、抗口、ズリ、棚、抗口、時々獣糞、と延々と続く、ズリを引っ掻いてみるが、うーん薄片みたいな石英があるのみ。ひたすら奥に向かうが収穫無し、坑道の前には獣糞が時々あってちょっと入る気にはなれないので、パス。そんなこんなで、午前中の探査は終わり。K隊員、W隊員にも当たりはなく、お印もたいしたものは発見できず。うーん谷筋が違うのかも。

まあ、ここの場合過去の産出物を見ると、出ても微少な紫水晶群晶なので期待はしてなかったが、それにしても広大なズリが広がるばかりで当たりがないなー、ということでお昼となる。

午後は、谷筋を変えてみようということで、昼食後に移動。あれ、何か期待できそうな破片をポチポチある谷筋に見つける。やがてズリで作られた立派なテラスを発見、うーん怪しいものがいっぱい、褐鉄鉱で赤くなった微少水晶が増える、おお!紫破片あり!こうなると、俄然張り切る探査隊!

突撃、ズリ山の奥へ!と言うことでズリズリ、ガレガレ落石注意の急斜面を、我先によじ登る探査隊。むむ!大きめの抗口を発見、やがてW隊員より、「我紫露頭を発見す」と言う意味かと思われる「あったー」の雄叫びあり。即座に集結し泥に覆われた母岩を叩くが・・・あれ?T+隊員が壁面から熊手で簡単に母岩の固まりを外している。うーんこれは露頭じゃないな〜、大きな脈石が挟まっているようだ。大きめの5、6個の母岩を外すと、産出完了!

この近くに露頭あり、もしくは大脈石ありということで、さらに奥を探査する。T,T+隊員は勢い余って峰を登り切ってしまったが山頂間近まで、ズリ、棚、抗口、ズリ、棚、抗口が続き、山頂の岩盤にも小さな水晶はついていた。まあ、しかし露頭も脈石も発見はできず、もしかしたら坑道の中か、大量にあるズリの下に埋まっているのかも知れないな。とりあえず、我々には十分な収穫はあったので、帰り道はニマニマであったことは言うまでもない。

採取鉱物は紫水晶の群晶
1個の結晶は数ミリだけど、群晶はそこそこの大きさで、見栄えはよろしい。鉱区は広くあちこちに坑口とズリが点在して、トラップだらけ。再度行っても発見する自信はないな。

<帰りの温泉>
前回も行った矢板温泉、500円で源泉かけ流し露天風呂、質素な作りも良いなー、しかし!思い切って注文した温泉定食B1000円は、・・・止めた方がいいです。

|鉱物資源探査|


|TOP|