W隊員から緊急メール「今日の世界の果てまで行ってQとか言う番組で、水晶出るらしいでーす。」ふーむ、この時間はいつも大河ドラマ見てるんだけど、まあチャンネルを変えてみると、むむ!「アーカンソー水晶祭り」!・・全米から光り物大好きな(注1)、その筋の方々が大挙してアーカンソー鉱山に集まり三日三晩掘り続けて、水晶のでかさ、美しさを競うという大変うらやましいお祭りである。実は、資源探査隊は密かに密偵をこの地域に放っており、来年は我々が優勝・・・ムフフ・・・妄想は広がる。

それにしてもでかい水晶が次々と掘り出され、世界共通ちょっと視線の怪しい(注2)オジン、オバンが歓喜する姿を見ているとうーん、俺もでかい水晶を掘り当ててみたい!というわけで、最近クリスタルラッシュ?で賑わう、日本のアーカンソー水晶峠に、3名、緊急出撃となる。
山の冬は早い、すっかり見通しの良くなった林道を行くと、ふーむ遠方ナンバーの車が多数駐車中。ここ数年で来訪者が急増だな。

今回は、水晶峠第二と名付けた場所をスタートに、荒川に沿って移動しつつ、御堂川坑道→水晶峠看板裏→西山の坑道跡→緑山入りズリと駆け足、産地巡礼をめざす。
第一霊場、紫松茸産地、別名水晶峠第二、一組の方のみが横穴採掘中。一時炎上していたが、すでにほぼ絶産ではないかとのこと、ちょっとだけ見て、荒川まで下る。

第二霊場 荒川沿いの崖、この辺は、荒川に沿って移動が可能なので、川に沿って下ってみる。途中下流より、登ってきたお若い方と遭遇、情報交換。この先たいした物はないとのことなので、Uターンして荒川沿いを上流へ

第三霊場、御堂川近くの坑道付近
この日は、大変良い天気、無風で暖かい。周囲の風景などを楽しみつつ現地へ、ここでは少し腰を落ち着けて探査。若干の水晶と愚か者を採取

第四霊場、水晶峠看板裏
いやー、ベトナムの密林地帯か?空爆跡を見学してから、西方の峰へ

第五霊場、西方の峰、坑道跡付近
えーと、多数の方が稼働中、1.5メートルほど掘ると本来の岩盤に当たるらしい、まあその厚さでズリがたまっているんだけど、とんでもない量でいったいそれはどこから来たんだろう?探査隊は祖先がカラスなので、見学のみ

第六霊場、緑山入りズリ
数名の方が稼働中、昔みたいには採れなくなったねーとのこと、そうだよなー昔は誰もいなかったもんなー、でも、皆様の暗躍で鉱区は大幅に広がったので、結果的にはどうなんでしょう?
まあ、そんなこんなで、なぜかずっしり重いザックを担いで、帰路につく。

注1)光るものはたいがい拾ってしまう、祖先がカラスの人達、他にはどこでも縦坑を掘らないと気の済まない、祖先がモグラも多数存在する。
注2)常に地上を鋭く観察するためか、視線が怪しくなるものと思われる、男女、世界を問わず共通。家族全員がこの状態となると、妖気が漂うようになるので注意したい。


やけにでかい武石だなーと、汚い四角い塊を拾う。しかし重い、よーく見ると黄鉄鉱の結晶が顔を見せているので、その部分だけ持って帰ろうとハンマーを入れてみると、中身は風化を免れた黄鉄鉱塊だった。別名、愚か者の金、まあ我々を含む愚か者が増えたので、こういうものも拾えるようになったのかなー?

武石はコロコロよく転がっているし、内包物でもあるので存在は予想はできたが。こんな大塊があるとは思わなかった。しかも風化する前はほぼ立方体の結晶だっただろう事がうかがえる、結晶面とおぼしき面がある。表面についた水晶が、水晶峠産であることを証明してくれる。

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