風薫る五月、すがすがしい新緑の季節を迎え、御同好の皆様には各地の山中にてご活躍とのこと、ご同慶の至りです。過ごしやすい季節ですが、無理して山中さらし首や集団モグラなどなさらぬよう心よりお祈り申し上げます。

 というわけで、今回は道志川である。ここは一人、秘密の花園にしようともくろんでいたのだが、5/10発売 M大先生著、上野大本山監修、鉱物ウオーキングガイドIIに周辺が載っちまうらしいので、大先生の御本に掲載されれば、現地が荒れても、俺のせいじゃないよな多分・・・だから地名は実名である。ちなみに探査隊は、上野大本山にお知り合い、友人等は多数いますが、喜ばしいことに鉱物関係者は皆無なので借りはありません。今回は、T一名でメタボ解消、ペグマ採取を目的に出撃!まずは、道志村をめざす。

 現地は、以前お話しした通り、石英閃緑岩ペグマタイトがあるらしい、らしいというのは、資料をあさってもあまりはっきりしないし、現地に行ってもはっきりしない。まああったとしてもきわめて小規模なものと推測される。前回訪れてもいるし、収穫物はあまり期待できないので、うだうだしているうちに現地駐車場到着は11時頃となる。天気は快晴なので気を引き締めて、車を混み合う駐車場に止めて出発!!直後に道を間違える・・・。

 あれ?目的の山が遠ざかる、周囲がやたらうるさい。こういうときは、落ち着いて常に携帯する秘密兵器iPhoneの登場である。早速GPSキットでルートを確認しようとすると「圏外」・・・iPhoneは電池食いのただの箱となりさがる。なめきっていて紙の地図もない、あとは目的の山を目視しつつ勘で動く。で、周囲のオートキャンプ場で大規模なアウトドアフェスティバルを開催していて、道中やたらと賑やかな山中を移動する。テントが密集して張られ、都会並みに人がわさわさいて、やたらとバーベキューの煙が上がる、小さな池にはスポンサーのカヌーが浮かび、大音量の音楽があちこちから聞こえる。うーん、カセットコンロメーカーが用品を作る、日本のアウトドアの姿である。

賑やかな林道をしばらく行くとようやく、登山道入口発見、喧噪から逃れるように急いで登る。本来は川沿いを精査したかったのだが、とてもそんな雰囲気ではなかったので、峰沿いに移動してみる。新緑の峰道は気持ちが良い。真砂化した石英閃緑岩が所々あらわれ、皆様の小規模な暗躍跡もあるのだが、うーんなんもないなー。

やがて今回行程のピークにたどり着く、ここだけは植林がなく遠くに富士山を望む事ができる。ここまで来ると、iphoneはようやく生き返るが、もういらない。悔しいので、山頂より自宅に今日の夕ご飯のおかずをメールで問い合わせる。

山頂より前回訪問地まで歩を進めることとして、ポチポチと行くと、むむ、皆様の暗躍の現場発見。ははーん、掘ってますね上部の薄い層を。

ガレ場のような崖の上部を掘り込んでいるので、さっそく取りついて、覗いてみると、

おお!穴の中に、石英脈発見!うーん、確かにあるんだけど、あるだけで、何かが付随するわけでなく、晶洞らしきものがあるわけでもなく。崩れた崖下を探査するも、何かが出た気配はほとんど無し!まあ脈を見つけたから、脈あり一歩前進と言うことにしておこう。で、再調査は・・・冬だな、理由は・・・。

今回採取鉱物は無し!なのだが探査隊より重要なお知らせがあります。
石英脈の脇には、下図のような状況がありましたので、お知らせします。
山の向こうの丹沢は山ビルうじゃうじゃでこの周辺、夏はワイルドな危険地帯かも。こやつの方は薬にもなるので、まだましかな?


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