うう、暑い!記録的猛暑が続く中、皆様炎天下のズリにて熱中症などになりませんようにご自愛下さい。ん!炎天下のズリでは身をかくすほどの縦坑を掘ってるから涼しい!?まあ、そのまま埋まることの無いようお祈り申し上げます。さて、今回は山梨県、神奈川県県境にある加入道山を山梨県道志村側から登り、山頂間近の大理石石切場跡をめざす。

ここは、某ガイドブックに掲載された場所なのだが、ええ、こっちなの?目くらましか?ということで、訪れたことがないのでガイドブックに従い行ってみることとした。大理石石切場は1950年代に建築資材(壁材)として採掘したらしいがすぐに閉鎖され、現在にいたるらしい。

登山道前半は、比較的整備されていて歩きやすい、途中の東屋で休憩するついでに近くの沢筋に降りてみる。イボ石と呼ばれる菫青石を含む石を割ってみると、ふむ黄鉄鉱の微粒結晶がキラキラ光る。

だんだんと傾斜はきつくなり、登山道はかなり荒れてくる。流水で深くえぐれ一部迂回の必要な場所もある。そんな登山道にイボ石はころころ転がっている。ただまあ拾いたくなるような石じゃないので見学のみにとどめる。

かれこれ歩き始めて2時間ほどで、石切場跡地らしい場所に到達する。白い大理石露頭、掘削跡、などが残る。まあしかし何があるわけではなく、めぼしい物は無し。登山道を先に進むと、すぐに崖崩れで道が埋まっている。まあ、しいていえばここがポイントらしい、崩れたガレの中にとっても興味のわかない地味鉱物が転がっている。とりあえず2.3のかけらをポケットに入れて帰路に着く。元気な人は白石峠を越えて神奈川側に行くと、もうちょっと良いモンが拾えるはず。ただし麓付近のベスブ石などは神奈川県の天然記念物に指定されている。

ふむ、やっぱ、これはトラップだな、ホルンフェルス、石英閃緑岩ペグマタイト、いずれもここではなさそうだ。まあ、ここじゃないことが判ったのが今回の成果と言うことにしておこう。それにしても、夏場の急坂路は少々疲れた。

今回のGPSによる経路、登山道そのままなので今回は掲載して問題ないだろう。産地といえるような場所じゃないしね。


最近の探査では、iPhoneのGPS機能を利用したGPSアプリを必ず携帯している。探査は時としてまったく道のないところに入り込むので、現在位置が地図上に表示されるGPSアプリは大変心強い。iPhoneをお持ちの方には、ぜひご利用をお勧めする。専用機もあるけど、iPhoneアプリなら350円で手に入る。iPhone用GPSアプリは何種類かあるが、MotionX GPS と GPSkitがお勧め。MotionX GPSは多機能でメニューも使いやすいので、こちらの方が一般的。GPSkitは、低消費電力モードがあるので電池の持ちが良い、その利点のみで常用している。ただ、メニューが癖が強くて判りにくく使い方を捜している方が多いようなので、こちらに簡単な使い方をまとめてみた。

Topo(等高線) モード

Street モード

1.GPSキットを立ち上げるとマップが表示される。現在の位置を表示させたいときは、左上の現在地アイコンをタップする。
2.設定アイコン(赤矢印)をタップすると、設定画面が現れる。マップモードは、Street, Topo, Imageのアイコンで切り替える。切り替えたら、再び設定アイコンを押すとMapに切り替わる。
ここで、表示単位もm/Kmに切り替えておく。

設定画面

3.新しいトラッキングの追加
Tracksボタン(青矢印)を押してTracks画面に入り、右上「+」アイコンを押すと、現在のTrackは保存され、新しいTrackが追加される。

4.トラッキングの開始
Map表示に戻り、設定画面から、Tracking を ON にするとトラッキングを開始する。
Low Power ModeをONにすると、画面表示を暗くし、間欠的にGPSを受信することで低消費電力モードになる。
5.トラッキング終了
この画面でTrackingをOFFにする。ここで必ずTracksモードでトラッキングを追加保存した方が良い。バグではないが、そうしないとトラッキングを継続してしまう可能性がある。

6.トラッキングデータをパソコンに送る
Toracks画面で保存したTrackを選択してMapを選択するとiPhone上でもTrackを地図上で見ることはできる。Email Trackを選択すると、任意のメールアドレスにTrackデータを送ることができ、google Mapや google Earthで経路を確認することができる。

7.データのキャッシュ
このアプリは地図データを内蔵していないので、常にネットから地図データを取り込む必要がある。だから携帯の圏外では、マップは表示されなくなってしまう。それでもGPSでの計測は問題なく行われて、後ほど地図上でTrackを再現はできる。携帯圏外でもMapを表示させるために、GPS kit上で表示されたMapデータはキャッシュとして取り込まれ、圏外ではキャッシュデータを使って地図表示をする。つまり深山幽谷な産地に行くときは、事前にその場所をGPSkit上でMapを表示させてキャッシュに取り込んでおけばいい、その際縮尺を変えてなるべく広い範囲を表示させておく必要がある。

緑閃石 Actionlite

崖崩れのガレから拾う。やや不明瞭だけど、柱状結晶が見える。まあ、これのためにきつい2時間の登りを登る人はあんまりいないよね〜。

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