2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震で震災に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。微力ながら赤十字への募金等でご支援させていただきます。
毎回、大きな地震災害になる度に、思い出すのは、ここ40年間で震災を起こすような地震の予知は1回もできていない震予知連絡会議という機関。およそ30年前この連絡会議の副会長、名誉会員であられたR博士が私の在籍していた大学に退官後のアルバイトできていた。ずいぶん嫌な感じのじじいで、地球物理学の授業で「君たちには理解不能だろうが・・・」というのが口癖、この人の持論は、「地震は予知できる」で各方面にそれで色々な「売り込み」をかけて名前を売りつつ予算や研究費をかっぱらっていた。(受験参考書に名義貸しもしてたな〜)まあ、その時は優秀な研究者なら多少の癖の悪さもしょうがないかと思っていたが、30年たってわかったことは、「嫌な感じの上に、大嘘つきのホラ吹き爺い」だったこと。そのR博士が40年前に広げた大風呂敷、地震予知連絡会は一度も大地震を予知できぬままいまだに税金を使って存続している。(菅首相は、R博士と同じ大学出身なので「嫌な感じの上に、大嘘つきのホラ吹き」は伝統かも知れない)こんな物や人は蓮方さんにぜひバッサリと仕切っていただきたいと強く願う今日この頃・・・

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まあ、そんなわけで今回は大風呂敷は時々広げるが人畜無害な探査隊の化石探査である。まだ1月で各地の産地は凍りついている時期なので、暖かい房総で化石採取はいかがでしょうか?というK隊員の提案とお安くなったアクアラインを使うと時間的にも近い、地物のお寿司が美味しい漁港もある。お昼をいただくついでに化石採取!ができるということで、K,T,W+@のフルメンバーで出撃!

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目的地は、房総、金谷港の南、鋸山の下あたりの海岸。ゆっくり家を出てついでに道を間違えて木更津駅でK隊員を採取!じゃなくて拾ったり、館山道がなぜか渋滞してたりして、現地にはお昼にちょうど良い時間に到着。10年くらい前に行ったことのある保田漁港の地魚すしの美味しかった漁協の食堂に行ってみる。お店付近に着くとあらまあ、観光バスが何十台も駐車場に来ていて観光客がうじゃうじゃ、ついでに温泉までできて、食堂も大増築され一大観光地となっていた。まあ、これはアクアライン効果なんだろうな。長蛇の列でとても食事はできそうもないので、金谷港まで戻ってフェリー乗り場近くにできたザ・フィッシュという食事処へ。ここも混んでいて、30分ほど待って席に着く。ちょっと高めの価格、地魚天丼1800円しかし納得のボリュームと味で文句は無い。もう目的地は目の前で、ほとんど歩かないし、目的の物も魚の骨なので?余裕の探査隊である。

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shark

今回の目的物は左のような鮫の歯化石。左の物は長さ約3cmモロッコ産で1個100円(1000個買うと1000円 モロッコの人が算数苦手だからではありません、化石や石の価格なんてそんなもんです・・)新生代第三期、数万年前の化石だからそんなに古いモンじゃない。ご同業の方々を観察していると無機物を偏愛するあまり、生き物=食べ物、鳥は焼き鳥であってバードウオッチングなんて信じられない、という方が多いように思う。化石は生き物の死骸なんだけど、半分石でもあるのでまあ許せるかな。石英に置換されたアンモナイトなどは、研磨すると美しく輝く物があってアンモライトという宝石名を冠する物もあるんだよな。なぜか三葉虫にはそういう物がない、あの外観ではあっても欲しくないか。
さて、ぼちぼちと海岸の崖を降りて採取現地に到着。さっそく崖の堆積層に取りついてみる。貝化石はびっしり入り込んでいて取り放題だけど、とりあえずパス!ひたすら鮫の歯化石を捜す。

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予定通りというか、いつもの通りなかなか目的物は見つからず出てくるのは貝ばかり。そんじゃまあ、以前W隊員が鮫の歯本体は海に落とし抜け殻だけが手に残ったという悲しい想い出の現場まで移動してみることにする。現場は隣の崖なんだけど、この日は潮の関係か海岸伝いには渡れない事が判明。しょうがなくまた崖を登って戻ってみることに。海岸を戻る途中、キラキラと光る物を発見!何はともあれ光るものは拾わずにはいられない探査隊、拾い上げてみるとビーチグラスだ。しかも色々な色の物が無尽蔵にありそうだ。ビーチグラスと言ってもピントこない人も多いでしょうが、要は海の波で削られ磨かれたガラス片のこと、神奈川の怪しい文化人とか見栄っ張りの田舎者とか成り上がり経済人とか性格の悪い慎太郎とかが住みたがる湘南地域(鎌倉〜茅ヶ崎あたり)では珍重されているらしい。そんなビーチグラスに目を奪われしばし足止めを食らう探査隊。

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ビーチグラスは後から冷静に見れば、なーんだただのガラスなんだよな。そんなわけで、本命の崖に取りついた時にはもう日が傾きかけていた、気を取り直し本命鮫の歯を捜す!が、まあちょっと満腹感と季節外れの暖かさで眠気さえ感じていた探査隊にはお印すら見つからぬまま、時間切れ。1000個買えば1個あたり1円の鮫の歯なんだけど、やっぱり一度は自分で見つけてみたい。次回はまじめにやろう化石探査と心に誓う、ダメな人達・探査隊だった。

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今回採取鉱物は無し! 写真は前回富井鉱山でK隊員が採取した紫水晶小群晶。クリーニングが完了して今回お披露目となったもの。「まっとでかいモン」があるはずなんだが・・・

*今回文中に登場する、R博士とか性格の悪い慎太郎とかは全くのフィクションではなく、実在したもしくは実在する人物そのままです。

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